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Trance Shift 8 - Notes

クルマとバイクと温泉。ときどきDTM。

大手キャリアからMVNOに乗り換えた

ガジェット

大変時代遅れ感はあるけど、去年大手キャリア(au)からMVNO(IIJmio)に乗り換えました。周りに乗り換えを検討しようかなーという人もちらほらいるのでまとめてみます。

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そもそもMVNOとは

仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator)です。なんのこっちゃわかりにくいですが、基本的に日本では3キャリア(docomoauSoftbank)が通信施設を国内中に張り巡らせて管理をしているので、その3つのうちどれかの通信方式を採用すれば携帯で通信ができる、ってことになります。なので普通はその3つのどれかと直接契約する。

んで、基本的にMVNO業者ってのは大手キャリアと回線の借用契約を結んでます。つまり、キャリアの回線の一部を契約によって借りているわけです。なので、我々がMVNO業者と契約すると、大手キャリアの回線を「借りている」という見方になります。

ここで一点、制限事項として回線を借りている状態なので、基本的になんらかの"制限"があります。例えば帯域制限だったり、通信量の制限だったり。たぶん多いのは帯域制限ですね。キャリア契約ならフルスピード使えるけど、MVNO契約だとちょっと速度が制限される、といったケース。ただ、よっぽどの高速通信を求めなければ基本的にフルスピードが必要になるケースはほとんどないです。動画だって見れる。

それとMVNOの場合でも電話は普通に使えます。ただ、基本的に従量課金です。大手キャリアの場合電話し放題などのサービスがあるため、そちらを頻繁に利用している人は結構デメリットが大きくなると思います。

また、大手キャリアの場合、端末とセットで販売する契約で、全国に販売店もありますし、端末の不具合サポート等しっかりしてくれますが、MVNOの場合は基本的に「回線契約」のみです。家電量販店などで簡易サポートをしている場合もありますが、基本的には端末は自分で用意するもの、と考えたほうがいいですね(格安端末を販売しているケースも有る)。

簡単にまとめておくと、

キャリアと契約した状態

  • 基本的に、端末を24回などの分割払いで買う (この分は月々の支払いに加算される)
  • 回線帯域がフルスピード使える
  • 電話掛け放題などのサービスを契約させられることが多い
  • 契約に2年縛りなどを強いられ、更新月以外に解約すると違約金がかかる
  • テザリング契約にオプション料金がかかる場合がある
  • 料金が高い

MVNOと契約した状態

  • 基本的に、端末は自分で用意する
  • 回線の最大帯域が制限されているケースがある
  • 電話は従量課金 (LINEなどを使うと良いです)
  • 契約に縛りがなく乗り換えも基本的に自由 (ただし、1年目はあまりに短期の場合手数料かかる場合あるので注意)
  • テザリングは基本タダでついてくる (例外あり)
  • 料金が安い

という感じです。なので、上のデメリットが問題ないと考えるならば、料金計算をして安い方を選べば良い、となります。

端末選定とSIMロック

さて、MVNO業者と契約すると、SIMカードが手にはいります。このSIMカードを端末にさせば完了!

なのですが、その前にそのSIMカードが使えるかどうかを確認する必要が。日本のMVNO業者にはちょっと欠点があって、ほとんどの業者がdocomoの回線を間借しています。一部の業者ではauの回線を使えるようになってますが、テザリングが出来ないなどの制限事項があるようです。

つまり、端末がdocomoauの通信バンドに対応している必要があります。iPhoneだとiPhone 6S/7なら全キャリアの通信バンドに対応しているので、SoftbankユーザーであってもMVNOに乗り換えることができるわけですが、それ以前の端末であった場合は端末自体の変更が必要です。

また、大手キャリアで端末を購入した場合、SIMロックがかかっています。SIMロックというのは端末を他の会社で使えなくする(自社の回線のみを許可する)悪しき制限で、通常端末購入から6ヶ月程度経っていないと解除できないので注意。また、店舗でロック解除すると手数料がかかるケースもあります。

ただ、SIMロックを解除せずとも利用できるケースもあります。例えば、docomoで購入した端末ならMVNO業者はほとんどがdocomoの回線を利用しているので、SIMロックを解除する必要がないです。同様にauの端末でau回線を利用するMVNOの場合も。Softbankの場合は解除しないとダメですね。

ちなみに最初からSIMロックがかかってない端末はSIMフリー端末として販売されてます。iPhoneだとAppleから購入するとSIMフリーになってます。私の場合は、iPhone 6(au)だったので、AppleからiPhone 7(SIM Free)を購入し、iPhone 6を中古業者に売る、という感じにしました。(7が欲しかったですしね)

SIMロック解除が面倒な場合は新たに端末を購入して、前の端末を売ってしまうという手もあります。SIMフリーの端末はちょっと値段が高くなってるので、この場合、docomoの端末を買ってしまうという手もあります。

まとめると、

  • 端末がdocomo/auのバンドに対応している必要がある (MVNOの業者はほとんどがdocomo)
  • 端末にSIMロックがかかっている場合は解除する必要がある (docomoSIMロックは解除する必要はない)

という感じ。

乗り換え手順

実際に乗り換える手順ですが、こんな感じ。普通は電話ごと乗り換えると思うのでMNPを利用します。

  • 1.各種条件を確認し、MVNO業者を決める
  • 2.端末を準備する
  • 3.MNP転出番号を発行してもらう (同時にキャリアの退会)
    • MNP転出手数料がかかる
    • キャリアの2年契約の更新月でない場合は違約金もかかる
    • 端末の割賦金が残っている場合は一括精算が必要
  • 4.MVNO業者にMNP番号を伝えて契約する
    • インターネットか、家電量販店で申し込めます
  • 5.SIMカードを差し替える

2年縛りの違約金が結構高額に見えるケースもありますが、計算をしてみると違約金を払ってでも乗り換えた方が安い、というケースもあるので計算をしてみるといいかな、という感じですね。

雑感

私の場合、端末を新たに購入したりしたので初期はそこそこの出費になりましたが、端末代金含めて月々8000円近く払っていたのが月々2500円ぐらいになったので端末代金を考えても、だいぶお安く抑えられるようになりました。回線も全く不満ないレベルですし、何より2年縛りから開放されたというのが非常に心穏やかですね。端末を2年で変えていく強制力もないので、自分のタイミングで端末の変更とか好き勝手にできるのが大きいです。

あとは、SIMの追加というのが出来るんですが、これをiPadなどに指しておくと、iPadで直接通信が出来るのでいちいち電車などでテザリングあれこれをする必要がないというのが結構ストレスフリーです。SIM追加の場合は、iPhoneと同じ契約になって、両方の端末の合計で月の通信料が決まるという感じです。要はシェア出来るってことですね。

なかなかMVNOに乗り換えよう乗り換えようと考えていたものの、タイミングが無かったんですがふとしたきっかけで気合で契約して本当に良かった。結構ストレスフリーになるのでおすすめですよ。